青い夜風
消え行く寝台、夜行列車をメインに旅全般に・・・のはずが 夜行列車や魅力ある列車が思った以上に早く廃止され最近は違う方向に走り出し迷走中w 単なる戯言なども適当に。
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番外編
今はジョインビレと言うポルトアレグレの少し北の中規模の町にいます。
少しと言ってもバスで10時間程かかりますが。
ここは町も整い治安も良く平和な所です。と同時に平凡な所でもあるのですがw
と言う事でおまけ。
ペルー、クスコでの写真。
こんな所に「むさしの幼稚園」?
しかし乗っているのは大人・・・
チチカカ湖では「仙台急便」のトラック!
はるばるこんな所まで配送お疲れ様です・・・
・・・
皆さん、もしくは家族でかつて乗っていた車が下取り後、巡り巡って世界の何処かで今も走っているかもしれません。
ペルー、ボリビアでは日本でのペイントのままの中古車が結構います。
(さすがにアルゼンチン、ブラジルではいません)
もうひとつ
盗難などの犯罪は実際に旅行するのに重要な事ですが、
途中で合った日本人旅行者では何人か軽度の盗難などにあった人がいました。
「ウェストポーチを後ろに回して歩いていたらひったくられた」(ペルー)
「偽警察官に騙されて路上での荷物検査でデジカメを盗まれた」(ボリビア)
「宿の送迎の際、車から宿に入る過程で待ち伏せしていた者に荷物を持って行かれた」(ペルー、荷物丸ごとだからこれは重度)
など
アルゼンチン以降は日本人の個人旅行者にあわないので不明。
「地球の歩き方」には「偽警官がいるので注意するように」と
書いてあったりしますが、それだけ書かれても何の役にも立ちません。
安宿は載せなくなったし、ジョインビレの地図はめちゃくちゃだったしどんどん使えなくなっている本です。
結局対策は自分で調べなくてはいけません。いずれも気を付ければなんとかなる範囲ですし。
(ちなみに偽警察が多くいると言うボリビアでは警察であっても路上での荷物検査は法律により原則禁止です、その時点で偽警察です、まぁ自分はあいませんでしたが)
そして現時点で自分の盗難被害は無し。
唯一ペルーで100ソル(3500円)偽札に摩り替えられた被害が。
結構この金額は痛いかも。
そして他の情報と、消去法により探ってみると
犯人はペルー某個人旅行会社の某人物です。
むしろ他に考えられません。
「ただ一枚偽札があるだけでこの程度の推理が可能です」
(なんの台詞だ)
日本では偽札などニュースの向こうの出来事ですが、ペルーでは結構な数が出回っています。
(ちなみに通常より紙は固めで、透かしがぼけていました)
それ以外の国では偽札に関しては特に問題は無いようです。
この後はリオデジャネイロに向かいますが最後の難関(?)に
なるかもしれないので気を引き締めて行こうとは思います。
地球の裏の町から(南ブラジル)
前回最後はアルゼンチン、サルタの町でした。
日曜で殆ど商店は休みでしたが、教会では厳かに礼拝・・・と言うよりもなんだかお祭り騒ぎ状態。
その辺が南米スタイル
そしてサルタからパラグアイとの国境の町ポサーダスに向けて出発。
アルゼンチンからは道が良くなるので一気に長距離移動。
乗車時間が18時間なので上級クラスのバスに。
日本の道路では不許可の大陸仕様の大型車体に3列シートで食事、おやつ付、コーヒー飲み放題。
南米の上級クラスのバスは実は日本の高速バスより上。
日本の高速バスは「安さ」を売りにしているのでその辺は仕方ない。
まぁここはアルゼンチンなのでそれでも日本の高速バスよりかなり安いのですが
しかし車内に入ると一つの問題。
なんか油の匂い・・・と言うか昔教室で使っていた茶色のワックスの匂い。
一つだけ詰めが甘いところがまた南米スタイル
そして定刻の15時に出発し大平原の中をひたすら走る。
いくら走っても景色がなかなか変わらないから同じ所走っていても気づかないようは気はする
なんだかんだでパラグアイのとの国境の町ポサーダスに到着。
本来はパラグアイの首都アスンシオンとの国境コロリンダに向かうのが基本であるが以前行った事があるので今回はこっちに。
で、サルタは昼間暑かったのにこっちはかなり寒い・・・
なにか地域によって全く気候が違う。しかも緯度や標高によって一定なわけでは無いので読みにくい。
自然環境も南米スタイル
そしてなんなく国境を渡りパラグアイ側の町エンカルナシオンに。
町は東南アジア的混沌ムード。
ボリビアは途上国的なムードでアルゼンチンに入ると一転して先進国寄りのムード。
パラグアイに入ると再び元に戻ると言うわけだ。
更にブラジルに入ると南米で最も先進国的な雰囲気になるわけだが、気候も町の雰囲気もコロコロ変わる。
これもまた南米スタイル
とにかく町はこれと言ったものも無い、むしろ単に面倒だったのでw一泊してブラジルとの国境の町シウダー・デル・エステに向かう。一応幹線道路に限り綺麗に舗装されているところがボリビアとは違う(街中の舗装はボロボロ&埃だらけだが)
さてこのシウダー・デル・エステと言う町であるが、日本外務省指定「渡航の是非を検討して下さい」の高レベルの警告が出ている。
他の町はせいぜい「十分注意して下さい」くらいの危険度。
以前はそれほどじゃなかったようなのだが、麻薬の経由地になって マフィアが大活躍(?) していると言う事だ。
しかし普通に昼間歩く限りはどうって事ない感じ。
夜はと言うと、ちょっと外へ出て行こうとしたら連続で銃声が。その後何回か。
さすがにオートマチックの拳銃にはかなわんなぁ~と思いつつ、外へ出て少し歩いてみると全くひと気が無い
雨が降って来たので早々と退散。
結局銃声はその後聞こえなかったような気はするが、単に熟睡していたので気づかなかっただけかもしれないw
銃声程度は日常と思うのが南米スタイル(通常の町は大丈夫ですw)
そして朝はいよいよブラジルへの国境超え。
バスやタクシーもあるが使わない。いや金が無いとかで無くw
歩いて国境を越えたかったから。
これでペルー→ボリビア→アルゼンチン
そしてパラグアイ→ブラジルと歩きでの国境超えは今回3回目。
歩いて国境を越える事が出来る場所は意外と少ない。
そのような場所が沢山あるのも南米スタイル。
そしてブラジル側の町、フォス・ド・イグアスへ。
なんかイミグラの建物がパラグアイ側の年季が入った小さい建物に対してブラジル側は無駄に立派。
両国見栄の張り合いで無駄に張り合っているのがわかる
今回ブラジルビザを事前に取得してあるのであっけない位簡単に入国完了。
入国は簡単だったのだが国境なのに通貨の両替所が無い!これでは無一文だw
色々探し回ってやっとの事で両替したが国境に両替屋くらい置いてくれと。
なのでここへ行くときは国境渡る前にパラグアイ側で両替する事をお勧めします。
(パラグアイ側、シウダー・デル・エステと言う町は何故か日本から含め最新の電気製品の集まる町でブラジルより物価が安いので、ブラジルから買出しに来る人が多い。ブラジル入国の際、その電気製品の持った人をチェックするのが精一杯でよその旅行者なんかにいちいちかまっている暇は無いようで実質ノーチェックでした)
で、名前の通りフォス・ド・イグアスはイグアスの滝の町です。
と言っても30km位離れていますが、南米スタイルだと100km以内は隣近所です。
あいにくの天気でしたが次の日にイグアス国定公園へ。
滝の落差は80m、幅は「4km」。
とにかく規模は桁違い。
そして写真のアリクイのような動物はアナグマ。なんかいつも穴掘っているようです。
以前来た時、このアナグマに 鼻水をつけられた と言う苦い思い出がありますが、こやつらはおとなしかったです。
そしてクライマックスの滝つぼ付近はかなりの水しぶき。雨具を売ってるにいちゃんがいましたが7レアル(350円)・・・・ 恐らく一回限りしか使わないと思われるもの・・・
と言う事でなにもつけずに突撃!
結果カメラ含めびしょびしょに!(一応それなりの防滴にはなっているので大丈夫だった)
イグアスの滝を直に浴びられる機会はそうそうないのでこれでいいのです!(いいのか)
さすがにすぐに宿に戻りはしましたがw
宿ではブラジルで旅行中にスウェーデン人に日本語で離しかけらてちょっと意外だったり、ほどほどにゆっくり過ごして次の町への移動。
そして今いる所が
地図上で日本から見てほぼ地球の裏に当たる町、南ブラジル「ポルトアレグレ」と言う町に来ています。
厳密に日本から地球の裏は大西洋の海の中。そこから一番近い場所と言うとこの辺になります。少なくとも「都市」のレベルの大きい町だとここしかない。
思えば遠くに来たもんだ・・・
実際、地球上で直線距離でここより遠い場所はほぼ無いわけですが
ちなみにここはヨーロッパ系移民が多い為、そこそこヨーロッパ風の町並みでかなり活気があります。本には治安が悪いなんてかかれていますが、思った程の事はないようです。
夜も普通に歩けるし。
まぁ町行く人がバッグを必ず前か横に抱えて、ショルダーであろうとリュックであろうと後ろに回して歩いている人がいないところを見ると通常泥棒は多そうですがw
バッグは必ず前に抱えて歩くのが南米スタイル(これ結構重要)
いや本当にそうしないと高確率でスリやひったくりに合いますので。
(町の中心外れるとなかなか物騒な場所もあるようではあります。スラム街もあり)
とりあえず地球の裏への達成感のようなもので来たので、
これからのんびり出来る町に移動しようと思います。
激! ボリビア国内移動
オルーロの次の目的地ウユニでは結構忙しく動いていたり、その後は僻地の移動滞在でした。
今はアルゼンチン北部のそこそこ都会の「サルタ」です。
さて前回はオルーロからウユニへ移動するところでしたが、
その塩湖で有名なウユニまでの移動は列車の一等車で楽々移動・・・のはずでしたが・・・
座席は思ったより狭く、やはり南米ではバスの方が上のよう。
機関車は砂を巻き上げて走り、窓の隙間から砂が漏れて来て砂まみれに・・・
先頭の機関車は色は違うがどこかで見た形・・・日本製だ!
なんというか列車に乗って砂まみれになったのは初めて。
ボリビ国内の移動は一筋縄ではいかない。
ウユニでは現地で四駆をチャーター・・・
と言うと格好良いが
平たく言えば現地旅行会社で四駆を使ったツアーを申し込み。
ウユニには夜遅く着くので、宿はどうにかなるとして塩湖行きはやはり翌日じゃないと申しこめないか・・・等と思っていたところ、駅を出たところでツアーの勧誘の人に声を掛けられたのでこういう時は渡りに船をばかりに話を聞いてみて頼んでみる事に。
結果的には正解かと。
小規模の旅行会社で勧誘兼、オーナー兼、ガイドで結構面白いオッサンでしたw
で、肝心の塩湖も満喫。
死海などとは違って、うわずみが完全に固まり各ツアーの四駆が爆走しています。
たまに衝突するようですが
(写真は塩湖にしずむ夕日など、機関車の墓場なんてところも)
ウユニ塩湖の翌日はアルゼンチンへ向けて移動開始。
首都のラパスからウユニまでは比較的メジャーなルートなのですが、ここからアルゼンチン国境の町ビジャソンへはあまり行く人のいないマイナールート。
お世辞にも立派とは言えないバスに乗車。
ここから先は舗装路なんてありません
スタートの数十分をダートを100キロ近くの速度で砂煙を上げて突っ走る。
と言うか、バスでラリー走行をしないでくれと
しばらくすると「ダート」と言ういうのがヌルイくらいの悪路に変わりスピードはだせなくなる。
時に小川をじかに渡り、標高4000以上の峠を越え、湖を小舟に乗せるのなんて序の口と言った雰囲気。
そして途中で次のバスに乗り換え。車体は大きいもののかなりボロボロのバス・・・
そして前以上の悪路で揺れと言うより、しょっちゅう跳ねる跳ねる飛び跳ねる!
途中道路が工事中で迂回路へ誘導・・・が
それは川。
ベネチアやアマゾン川など船を主な交通手段とする場合に「川が道路代わり」と比喩される事もあるが
ここでは文字通り、「川が道路代わり」。
バスは川原だろうが、川の中だろうがずんずん進む。
再び道路に戻っても悪路の為、川を走るのとあまり変わらない
そんな環境で合計10時間程はしりやっと国境の町ビジャソンに辿りつきましたが結構疲れましたw
しかし国境を越えアルゼンチンに入ると一転。
バスは綺麗になり、道路は日本並に平らに舗装されてなんといっても埃っぽくない
あまりにも違いすぎ。
アルゼンチン北部のプルママルカと言う地元向けのささやかな観光地のようなところに少し滞在するが5分もあれば全て歩けるような小さな町。七色の地層がポイント。
アルゼンチン名物の巨大ステーキやらをアンデス音楽を聞きながらのんびりすごせるいい場所。
僻地なのでネットカフェは無かったですが
と言う事で今はサルタと言うアルゼンチン北部のそこそこの都会にいます。
これからパラグアイ、ブラジル方面に一気に移動予定。
ちなみに南米のバスは大きい、人と比べるとその巨大さがわかる。
(アルゼンチン国内、バス自体はブラジルのマルコポーロ社製が多い)
チチカカ湖を越えてボリビアへ
クスコからペルーのプーノを中継し、国境を越え、チチカカ湖を渡りボリビアの首都ラパスに到着。
少し滞在して鉱業の町オルーロまで来ました。
東南アジア的な混沌としたムードがありながらのどかなで案外賑やかな町です。
さて、ここまでですが。
クスコからプーノまではターミナルで発車間際で客引きしてたバスに飛び乗り。
(そのせいか通常より安かったような気がする)
この区間は幹線道路なので日本で言う一桁国道のような作りで、ナスカ-クスコ間のような 一晩中いろは坂 のような道では無くアンデスののどかな景色を見ながら悠々と・・・なのですが
スピードだしすぎ!
バス自体はターミナルから発車するものなのでダブルデッカーの立派なものです。
少々くたびれてはいましたが
チチカカ湖畔の町プーノに到着し、すぐに次の朝ボリビアのラパスに向けて国際バスで出発。
平屋(?)のバスですが、新型でピカピカ。
バスの写真撮っとこうと思ったら「俺も撮ってくれ!」といわんばかりに運ちゃんも登場。
「OKOK!」という感じでなんだか上機嫌w
このバスには国境の町までお世話になります。
(国境越えてからバス会社指定のバスに乗り換え)
そしてバスはチチカカ湖を横目に相変わらずかっとばす。
なんなく国境を越え(ボリビア入国手続きは簡単だった、荷物検査もなし)
国境超え最初の町コパカバーナで休憩兼乗り換え。
ボリビア側のバスに乗り、やっぱり飛ばすw
そしてチチカカ湖を渡るポイントに。
人はいったんバスを降りて小舟で渡る。
そして バ ス も 小 舟 で 渡 る 。
日本ではありえない光景。
しかしここは湖面標高3820mと富士山より高いところにいるのが信じられないようなのどかさ。
湖の面積は琵琶湖の12倍。何もかも桁違い。
そして再びバスは走り続け、ついにラパスの町を見下ろせる場所に進入。
車内から歓声があがった。
この町はすり鉢状の特殊な地形の町で、その一番下が町の中心。
町の端の方は山の尾根にまで及び想像以上に大規模。
しかし道路は舗装路にも関わらず、舗装はガタガタで、それでも下り坂を構わずかっ飛ばすので激しい振動、揺れに。首が痛い・・・
なんというか普通にバスに乗っててムチ打ち気味になったのは初めてです
そんなこんなで
東南アジア的な混沌とした雰囲気の町、ラパスに無事に到着。
ちなみに標高は3650m。世界で一番高いところにある首都と言う事です。
(ちなみに憲法上の首都は「スクレ」)
そしてそこから南にバスで3時間程走ると今いるオルーロ。
この後、南米では貴重な鉄道となるボリビアの列車に乗って世界の車窓からと洒落込みますw
行き先は塩湖で有名なウユニ。
やっとマチュピチュに到着
紆余曲折が「色々と」ありましたがやっとマチュピチュに到着です。
遺跡にはすでに行って来て麓のネットカフェから強引にマイPCにつないでいます。
色々と書きしるしたいところですが、高山病もどきで3日程回復に時間がかかったり、単に面倒だったりでw進んでいません。
ちなみにこれは一応「鉄道風景写真」になります。左下の400m谷底に豆粒のようにですがw
マチュピチュから見えるところに鉄道があると言う情報はありませんでした。
そもそも「鉄」はマチュピチュへ行かないし、マチュピチュ行く人は鉄道興味ないし、しかたないかも。
とにかくこんな崖の上の絶壁のようなところにひとつの町を作った事に驚きです。
写真でみるより遥かに凄いところに存在しています。
この場所はマチュピチュ遺跡内でもお気に入りの場所で合計2時間くらいここでボーッとしてましたw
それではこれからクスコに戻ります。
マチュピチュは袋小路のような地理関係でクスコを起点にするしかないのです。
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