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青い夜風

消え行く寝台、夜行列車をメインに旅全般に・・・のはずが   夜行列車や魅力ある列車が思った以上に早く廃止され最近は違う方向に走り出し迷走中w 単なる戯言なども適当に。

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カサブランカ

今回はなんだか面倒だったりネット環境が今一つだったりで放置でした。

今までのルートは、カサブランカ→フェズ→東北部の国境の町ナドール→スペイン領でアフリカ大陸の飛地メリリャ→スペイン本土マラガ→セビリア→カディス→スペイン南部の町アルへシラス→ここで再び船でモロッコに入国して北部の町タンジェ→首都ラバト
今は再びカサブランカに戻って来てます。

都合上、体調崩し気味の上、あまりゆっくり出来なかったのでカサブランカで少し休憩です。
カサブランカの今いる安ホテルが、値段の割にそこそこ快適なので。
スペインはEUの為物価が高く、ドミトリー(相部屋)だと比較的安く泊まれますが(それでもモロッコでの一人部屋1泊から2泊分)ゆっくり出来ず体調回復出来そうもないので、一回だけまともなホテルに泊まって、安く一人部屋に泊まれるモロッコに逃げて来ましたw



20091201_1.jpgとりあえず行きの航空機「エミレイツ航空」、公式では高評価になっていますが、個人的な感想としては総合的に普通。
大きな座席背面の液晶テレビ、自由に早送り巻き戻しなどが出来る映画チャンネルなど機内設備はぴか一。





乗務員もアメリカ系のようにぶっきらぼうのような事もなくエコノミーでありながら簡単なアメニティグッズも貰えます(アイマスク、歯ブラシ、睡眠用靴下程度ですが)。ここだけみれば確かにレベルは高い。
しかし決定的な事として座席が狭い・・・
B777の機体幅で横10列なのです。普通は9列です。
長時間搭乗でただでさえ狭いエコノミーのシートが更に狭いのは大きなポイント。
なので総合的には至って普通と言う事。

機内食についてはエコノミーに限ればどこの航空会社も大差は無いかと。
味についても大体どこも大差はないですね。人によってはこの機内食がまずいと言う人もいますが、個人的には結構機内食の味が好きだったりする。
なので帰りの機内食も楽しみ・・・と言うより、機内での楽しみは食事くらいのものですが。

20091201_2.jpg(ドバイ空港の乗り継ぎ時)







そんなこんなで長い搭乗の末、カサブランカに到着。
関空からドバイ経由だと飛行時間20時間。南周りの場合南米と所要時間が大して変わらないと後で気がついた
ついでにアラブの飛行機でもアフガン領空を通過出来ないと言う事実も。

20091201_5.jpgさてカサブランカの町ですが、名前の響きだと凄くエキゾチックな感じがしますが普通の大都市と言う感じです。
(写真は旧市街の入り口、この一画だけ昔ながらの町)
モロッコは少し前まで偽ガイドやらボッタクリ商人やらが旅行者に群がっていた事等も考慮するとインド的な混沌とした町を想像していましたが、思ったより落ち着いています。
もちろん国自体が観光化を促進している為、警察が取り締まったと言うのもあります。
しかし想像以上で、かなりヨーロッパナイズされています。
道行く人がアラブなのですが。


なにしろ

インドと違って空港から町まで普通に出られる!
インドと違って駅で列車の切符が普通に買える!
インドと違ってタクシー等が言った場所に連れてってくれる!



・・・


当然じゃないか・・・と思った人!インドではその当然の事が難しい。


まぁそういう話は置いといて、カサブランカと言う町自体にあまり見所がない普通の大都会なので、旧市街が世界遺産になってる町、フェズに向かう事に。

ついでに自分の旅には厳密なルール(?)が存在する。
鉄道路線のあるところは可能な限り鉄道を利用すると・・・


20091201_3.jpgで、モロッコの鉄道はヨーロッパナイズされていて思ったよりレベルの高いものでした。
まぁフランスあたりの技術なのでしょうが。
雰囲気は一昔前のヨーロッパの鉄道と言った感じでしょうか。
どうせ物価が安く大して料金変わらないので一等車にしましたw
長距離列車は全て客車ですが、衝撃吸収用のバッファが入っていて発車停止時などに衝撃が一切ありません。客室は昔ながらのコンパートメントタイプ。
最高速度は大体140~150km/h位。


結構優雅です。
車内販売も来ます。パンとコーヒーを購入。
フランスの植民地だった関係でパンがどこでもおいしいです。

座席指定がされていてもほぼ無視されているのもお国柄なのでしょう。

20091201_4.jpgそして大体時間通りにこの列車の終点のフェズに到着。
15分遅れくらいですが、

「時刻表なんて飾りです、エライ人にはわからんのです。」

(到着後すぐに機関車が離れてしまいました)


続きは気が向いた時にw

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