青い夜風
消え行く寝台、夜行列車をメインに旅全般に・・・のはずが 夜行列車や魅力ある列車が思った以上に早く廃止され最近は違う方向に走り出し迷走中w 単なる戯言なども適当に。
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新ボディの演習
カメラ本体をEOS7Dに買い換えたので試運転です。
APS-Cでありながら今回から常用ISO6400になったのは大きい。
記念すべき最初の試運転は土曜の西洋お盆(ハロウィンとも言う)で賑わうネズミーシー(ディズニーシーとも言う)。
午後から雨の為、スナップ以外の写真は殆どなしですが、暗い所では高感度の恩恵にあやかりました。
ぎりぎり小さめの後ろ姿w
皆のものご苦労であった(偉そう)
そして鉄撮りの方の試運転も今日(日曜)行って来ました。
今週末は小松基地航空際と北陸本線撮影を兼ねて北陸に行って来るので。
仮に完全にカメラの操作が分かっていたとしても、実戦でしか分からない事も多く演習は大事です。
そしてどうしてもスペックオタク的コメントだとAF測距点数や連射速度等の項目ばかり注目されがちですが、地味な要素としてファインダー内水準器が手持ちの鉄撮りには凄く役に立ちます。
出向いたのは地元の曇り専門撮影地。
ただの駅撮りですが。
この相模大野下りホームは余裕で黄色い線の内側から編成全て見渡せ、被り一切無しの好条件ですが、晴れると殆どの時間で強いビル影が出来てしまうのです。
今はMSEがブルーリボン賞のマークをつけて走っています。
EOS7D EF70-200F4LIS ISO640 SS1/400 F4
南米後日談2 ぼったくり鉄道ペルーレール
基本的に南米には鉄道は殆ど無く、バスでの移動がメインになります。
しかしクスコからマチュピチュへの道は道路が通じておらず原則鉄道のみとなります。
ですがこれがヒドイぼったくり。
オリエント急行の会社が運営してるとかで
114kmの距離で一番安いバックパッカークラスで片道48ドル。
少し上のクラスのビスタドームが片道71ドル。
ペルーの物価は、1000円位でバストイレ付、ドミトリーなら500円前後で宿に泊まれる事を考えれば恐ろしく高い事が分かると思う。
しかもこの車両が高いから豪華かと思えばそんな事は無く、バックパッカークラスは115系等と同等かむしろそれ以下の広さのボックスシートで常に満員状態。駄目押しでスピードは遅いのにとにかく揺れる!
もう、バネは貨物用のものを使っているとしか思えないくらい揺れる。
エアコンもありません。
そんな列車ですが、外国からの予約の場合半年前から予約が基本だそうだ。
結構直前に南米へは行くことになったのですが「現地枠もあるはず!」と前日に行ったら切符を取れましたがそんなものですねwでも乗ってみたら満員だったので運が良かっただけかも?
(安い現地人向けの列車は外国人乗車不可になっています、それで十分だったのに・・・)
ついでに一応撮り鉄はしておきましたがw
「べ、別に撮りたくて撮ったんじゃないんだからね!」
既出のマチュピチュと絡めた写真。
落差400mなので車両なんて見えませんw
これも落差400m
マチュピチュ遺跡の入場門から遺跡へ行く途中の道から。
低い柵しかなくて結構怖い。
そして谷底のアグアスカリエンテス村付近での編成写真
バックパッカークラス
(クラスによって列車自体が違います)
南米後日談 消えた偽札
今回泥棒などの被害がありませんでしたが、唯一偽札すりかえ件が一件だけ。
ペルーの100ソル札(3500円相当)。
これはこれで記念にとって置くつもりで財布に入れといたのですが、何故か紛失。
まぁ知らずに使って、受け取る方も気づかなかったならそれはそれでOK(いいのか)
インドなんかだと偽札では無いですが穴が開いたり通常受け取って貰えない紙幣を気づかずに渡される場合があります。
それの対処方法は、更に他の誰かに掴ませる事が現地の流儀w
向こうではなんでもあり、「郷に入りては郷に従え」、奇麗事いってたら生きて行けない場所も沢山あると言う事で。
しかし本当に何故無くしてしまったのか謎。
写真の物はれっきとした本物のボリビア紙幣。
なんと言うか「眼を飛ばした紙幣」は実に珍しいのでw
後のはブラジル紙幣。
色が違うだけで全て同じデザインと言うのも珍しい。
ちなみに「紙幣のスキャン」はケチが付くこともありそうなので普通に写真に撮っただけにしました。
はずかしながら帰って参りました
4日に日本に無事戻って来ました(ちと遅れましたが)
サンパウロから飛行時間24時間。
乗り継ぎその他含めると30時間以上・・
南米は遠い・・・と思いつつ一日で地球に裏まで行けてしまうのだから
地球って案外小さいかも?などとも思ってみたりもする。
一日でブラジルサンパウロからアマゾン、カリブ海(雷雲上空も)、、アラスカ、ロシア領まで通って来た事は感慨深い。そして宮城と福島の県境上空辺りで着陸態勢に入り、成田周辺は進入経路が複雑なのか回り込みながら空港に近づき着地。
(ちなみに仙台松島上空から成田着陸まで30分位)
行きの飛行機の場合、目的地着陸後の逆噴射が終わり静かになった瞬間が個人的に「着いた~!」とテンションが上がる時。
今回は「帰って来た~!」と・・・まぁ帰りはテンション上がりませんが
そして素早く入国をすませ到着後荷物の出るターンテーブルに行くと良いタイミングすぐに荷物が出て来ましたがこんな事はなんとも珍しい。
B777の場合300~400人乗っている訳で運が悪いとかなり待たないと出てこなくて「まさかロストバゲージでは?」などと不安になるものです。
何しろ8/17の今回行きの便でユナイテッド航空からラン航空に乗り換えた人8人中7人がロストバゲージと言う当事者にとってかなり困る状態となっていました。自分の場合アメリカン航空からラン航空だったので無事でした。
旅の始まりからロストバゲージなんてかなりへこみます。
アメリカン航空のこの銀色機体は周りからすごく浮いているような。
飛行機だから浮いてた方がいいのか。
それにしても昔あれだけ沢山いた「ジャンボ」の愛称で知られるB747は一体どこへ行ったのでしょう?
と言う位少なくなってますね。
大都市の空港の一角を占拠していたようなB747ですが、今は殆どB777に取って代わられています。
世界中の航空会社に使用され、大量輸送を可能にし、それにより今まで高嶺の花だった飛行機での移動を安い料金での提供を可能にし、その功績は計り知れないもそしてのがあります。
今となっては結構古めの形式で、一時期大活躍しながら淘汰目前の事など全てを含めて
「航空機界の国鉄485系」
と自分では勝手に思っています
ついでにこの写真はパラチーの店の窓によく置いてあった実物大の上半身だけの置物。
本当に人がいると思ってドキッとするときもあれば、この置物だと思ったら本当の人間だったりw
これの萌えキャラ版を日本で作れば世界中にヒット間違いなし!
地球の裏の日本
パラチーはブラジルで個人的に一番お気に入りの場所になりました。
パラチー滞在後半の宿も当たり。
単に高くて良い宿ならいくらでもありますが、限られた予算で気にいった宿が見つかることは中々無い。
今回の場所、ドミトリー(相部屋)以外では現地物価のほぼ下限に近い料金で綺麗や快適さが高く無線LANも使えて、プールまであり(プール入る気温ではなかったが)値段当たりの質はかなり高い。
オーナーのおやっさんも感じ良かったし、風が吹いてプールに少しでもゴミが入ったらすぐ取り除いてたりかなりマメ。
残りの日程上3泊しか出来なかったですが、もっと滞在したかった。
何故、余計な所に寄らないで早くパラチーに行かなかったのか・・・とか
早くこの宿を見つけられなかったのか・・・とか思ってみたり。
(70レアルと安くは無いのですが、物価が上がったブラジルで、その中でもリゾート地にあって、この町の他の宿も見たり泊まったりした感じでは、値段当たりの内容は最も良い。不便な場所で質素な所ならもっと安く泊まれると思います)
この「Pousada Capitao」個人的に気に入っただけですが。
更に個人的に
「宿王」の称号を与えたいと思います。
全く意味ないですがw
「地球の歩き方」の情報は少なく自分で探しました。
(以前より確実に役に立たなくなった「地球の歩き方」・・・)
今いるのはサンパウロですが今日の夜の便で日本へ向かいます。
飛行時間24時間半、乗り継ぎ空港アクセス含めると約30時間。
エコノミーのあの狭い座席で24時間以上・・・
ちなみにリベルダージと言う日本人街にいます。
日本式の商店が並び、パック詰めの寿司や大福まで日本にあるものを同じ物が揃い、昭和の商店街のような雰囲気。
地球の裏側にある日本。
なんとも不思議な気分。
和風なマクドナルド。
むしろ日本にも存在しませんが
オタク文化も健在です。
(ついでに物価の高いサンパウロにおいて安ホテルもこの界隈にある)
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