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青い夜風

消え行く寝台、夜行列車をメインに旅全般に・・・のはずが   夜行列車や魅力ある列車が思った以上に早く廃止され最近は違う方向に走り出し迷走中w 単なる戯言なども適当に。

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良いお年を

明日(27日)夜からまた出掛けます。明日は会社があるので終わって一旦家に帰ってすぐに東京駅へ向かって「サンライズゆめ」に間に合わせます。それがすんだらゆっくり出来る・・・といいなぁ。

あとは山口県内で1レ撮影を数回行う予定ですが、それ以外の時間はのんびりしようと思います。とにかくのんびり。
まぁ撮影に向けた機材は本気装備になりますがw日の出直後、もしくは直前の撮影になるので明るい単焦点は必須ですね。自前レンズではカバーしきれません。
とにかく早朝の撮影以外はのんびり過ごしますw

明日はこちらの記事を追加出来るかは謎なので一応ここで「良いお年を!」と言う事にしときます。


20081226_1.JPG写真は21日撮影の2レ。
場所自体は定番の石橋付近ですが、一般的な場所よりかなり奥に移動し、より高い場所から俯瞰しました。
この時間、この方向だと逆光必至なので露出にかなり気をつけ、更にRAW調整してなんとか見れる写真になりました。
ちなみにこの時2レ通過の瞬間だけ少しだけ影ってうす曇りになると言う自分にとっては理想の状況だったのですが、自分以外の人はがっくりしたかもしれません
(逆光なので少し曇った方が良い)

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今度は飽きずに山口県で1レ

今日はこんな時期にも関わらず健康診断でした。
とりあえず全く問題なさそうです。
寧ろ昨日の夜から全く何も食べてないところに一気に食べた為少し気持ち悪くなった事の方が問題w


年末は飽きずに山口県内で3日位かけて1レ撮影の予定です。
当然1レは一日朝に一本だけなのでそれ以外は周辺で適当に今度こそのんびりしたい所。
行きは偶然取れた27日(土)発の「サンライズゆめ」で広島に向かう予定ですが、その27日まで仕事なのでそれまでは、またぎりぎりのスケジュールになるかもしれない。

山口県内では一箇所海沿いぎりぎりを走るシーンが撮りたいのですが、検索しても資料はなく地図からなんとか一箇所絞りましたがかなり不便のところのようで、ここだけはタクシーを使うしかなさそうです。
1レの為ならエンヤコーラと。しかも寒そう。
向こうの日の出時間と通過時刻を考えるとまだ「薄暗い」と予想しますが、「薄暗い」程度なら今回も力業で収めようと思いますw


20081222_1.JPG写真は熊本県内の「はやぶさ」。
場所は結構有名な大野下のポイントですが、他で拝見した作例は全て望遠のものだったので、空が綺麗だったこともあり、あえて広角寄りの焦点距離で狙ってみました。ここは望遠から広角まで全ていけて、有名になるだけの事はある場所でした。



20081224_1.JPGといいつつしっかり望遠でも。
2台同時でリモコンを抱えながらの手持ち撮影で完全に行かなかったのでトリミングして調整。


とにかく気持ちの良い青い空でした。

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無題

今日の帰り、ヨドバシのゲーム階に寄ったら「ここはどこの有名サークルですか?」と言いたくなるような、レジには驚くべき長蛇の列。ご丁寧に警備員さんが「最後尾」の札まで掲げていました。
ますますもって年末のビックサイトの某オタクイベントのようですね。
まぁ休前日の今の時期にあの手の店で人がいなかったら廃業ものですが・・・

そして年末のあのイベントの時期の「ムーンライトながら」車内はコミケ組と鉄の冷戦の時期でもあります。
傍から見ればどっちも同じなのでなんとも不毛w


とりあえず年末は現実逃避も兼ねてw出掛ける事にし山口県内の1レ撮影もしてきます。
始めは「ムーンライトながら」から乗り継ぎで行くつもりでしたが、今日窓口に行ってみると27日下り東京ー広島間「サンライズゆめ」の個室がキャンセルで一つ空いていたので確保しました。サンライズはまだ未乗です。
帰りのサンライズはなかなか取れないな。

20081222_2.JPG20081222_3.JPG

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ああ「はやぶさ」「富士」(乗車記その2)

前回記事の続き。
岡山運転停車の後に就寝。定刻での岡山発は3:27ですが。


いまや寝台車ではもったいなくて「仮眠程度」しか取る気になれませんw
広島直前でのレールと車輪の急カーブでの激しい軋り音がおぼろげながら記憶に残っています。
20081220_6.JPG
と言う事で目を覚ますとまだ真っ暗。途中駅の停車時刻を見ると16分遅れ。
なんとか6分程回復しているようです・・・がこれから先は通勤時間帯にかかるので再び遅れは拡大するでしょう。
そして6時過ぎには予定通り「おはよう放送」が入りこれから先の到着時刻、列車遅れのお詫びが流れます。
これだけ長い距離を走る列車だとその何処かで滞りがあると遅れてそれを引きずってしまうわけだから大変です。

20081220_5.JPG車内放送終了後、やがて空が明るくなり始め、徳山から車内販売が乗ると車内はにわかに活気づいて来る。
列車は朝日を浴びながら海沿いを走り、線路が海から離れると朝もやの中を走り寝台車に乗らないと味わえない光景が広がる。そして人気の少ないホームに青い車体が横付けされる。
関東から遥々走ってここまで来た。しかしそれでも終点熊本はまだまだ遠い。


20081202_1.JPG
途中駅で少しずつ人を降ろしながら列車は本州最西端下関に到着。東京から1000km余り列車を牽いて走って来た青い機関車EF66がここで切り離されます。



そして関門トンネル専用に機関車に交換ですが、大勢のギャラリーが集まって来ました。良くも悪くも今や寝台車は注目されてしまい、このような賑わいは以前にはありえない光景。11月の平日でこれなのだから・・・
20081220_2.JPG







下関を出るとすぐに門司に停車。ここで九州専用の赤い電機(ED76)に交換されると同時に「はやぶさ」「富士」の切り離し作業も兼ねる事になります。
「はやぶさ」は先行して大分行きの「富士」を置き去りにして発車。東京から遥々走って来ましたが、まだまだ先は長い。

しかし列車は元々遅れ気味で、九州内では博多方面の過密ダイヤに割り込む都合上列車の速度は遅くなり一旦取り戻した遅れは拡大、30分遅れで博多に到着しました。
まぁ自分にとっては長い時間「はやぶさ」の個室を味わう事が出来、個人的には悪い事ではないのですが

博多を出ると今までのノロノロ運転が嘘にように快走を始めます。一般には遅いイメージがある寝台もここでは性能の限界で頑張っているのです。しかしそれでも新型の電車には敵わず後続の特急つばめに鳥栖で道を譲る事に・・・
20081220_8.JPG(写真は鳥栖の待避線に入る「はやぶさ」。普段は鳥栖での追い抜きはありません)

鳥栖を出ると車窓には建設中の九州新幹線の橋脚が見えるようになります。
この新幹線が出来る頃には九州行きの寝台特急は全廃されるのだろうな・・・・と以前は思っていましたが、まさかそれを待たずに全廃されるのは想定の範囲外でした。

久留米を出ると田園風景が広がり、外は爽やかな青空。東海道、山陽の夜の闇の中を突っ走っていた時はまったく違う光景です。
そして最後の停車駅大牟田を発車。本来なら熊本到着の時間。
古戦場で有名な田原坂を超えると終点熊本はもうすぐ、「長いご旅行お疲れ様でした・・・」で始まる到着の案内放送が車内に響き渡ります。
(通常は「長らくのご乗車お疲れ様でした・・・」が長距離の寝台特急の場合は以上のようになる)

野を超え、山を越え、海を越え東京から1300km余りを走ってようやく終点に到着。
元々長い乗車時間が30分遅れで余計に長くなりました。
しかし何食わぬ顔で東京を出たこの列車は毎日こんな変化に富んだ長い道のりを辿っているかと思うと感慨深くなりました。

20081220_4.JPG
客車はゆっくりと車庫に引き上げてつかの間の休息に。
到着したと思えば15:57発の上り「はやぶさ」としてすぐに東京に向かう事になるのです。

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ああ「はやぶさ」「富士」(乗車記)

ついに「はやぶさ」「富士」廃止の正式発表ですか。いつかは来ると思っていたものの結構衝撃ありますね。
一度は完全に廃止されながらも観光列車として復活したSL列車のように時代に合わせた設備、サービスのクルージング感覚で乗れる寝台特急が再び走る事を祈ります。なのでまだサヨナラではありません。
(明日21日は久しぶりに2レの撮影に行きたいとは思います、そして年末は山口県内に遠征。やはり定番の場所は今までより更に混雑するのでしょうか・・・)


そして11月20日の時の「はやぶさ」乗車記です。丁度一ヶ月経ってしまいましたが。


この日、本当は始発から乗りたかったのですが、都合上会社終了後ダッシュで途中の横浜から乗車するつもりでした。当日定時に上がりなんとか横浜発車の10分前には横浜駅ホームに到着出来ました。
間に合わなかったら新幹線で追い掛けるアリバイトリックもどきをやる必要が出てしまいます。

20081202_0A.JPG(この表示もうすぐ見られなくなる・・)







20081202_0B.JPG列車が横浜駅ホームに入線。牽引機は3月乗車時もお世話になった50号機でした。
写真は夜だったので微妙にズーム流しw
 



20081202_0.JPG
(こちらは老いて27000様撮影の11月20日の「はやぶさ」。始発東京駅での写真。自分の乗る列車の始発出発時の姿を拝む事が出来ました。ありがとうございます)




 

そして車内に入った瞬間思うのは何故か「懐かしい」感覚。
最初に乗った寝台特急も「はやぶさ」で東京から西鹿児島まで21時間半の長い旅でした。その後機会を見つけては何度も乗ったものです。いつ乗ってもワクワクし、そのような列車がもうすぐ無くなるとは未だに信じたくはありません。20081202_4.JPG

横浜を出ると列車はしばらく普通列車に頭を押さえられてノロノロ運転。
昔は寝台特急が優先で最初から飛ばしていたものですが・・・








20081202_2.JPGとりあえず折角個室(ソロ)が取れたので適当に荷物を広げて弁当でも食べてのんびりします。この様な事は新幹線などでは出来ない贅沢。まだ通勤時間で混雑するホームを悠々と通過する所を個室から眺めるのはなんだか良い気分ですw





そして平塚を過ぎた辺りからスピードがあがり、遅いと言われる寝台特急も本気を出せば結構速い。
しかしまた小田原を過ぎると急カーブの連続でスピードが落ちしばらくすると横浜を出て最初の停車駅「熱海」。
20081202_5.JPG

伊豆の玄関口まで来ましたが、「はやぶさ」「富士」にとってはほんのスタート地点でしかありません。これから先は闇の東海道、山陽を走り続ける事になります。
個室では電気を消せば夜の風景も味わえます、むしろこれが寝台特急一番の醍醐味。


熱海を出ると沼津、富士、静岡とコマを進めます。古くなった機関車、客車ですが、性能の限界で頑張って走ります。もっとも東京-下関間のEF66に関しては国鉄時代最強の機関車。たった12両の客車など軽いもので、力を持て余し気味でしょう。いくつもの町、トンネル、川を超えてひたすら西に進む。

そして大井川の鉄橋を通過後に「おやすみ放送」が。本州内の停車駅と注意事項を告げて朝まで車内放送はお休みになり、車内には静寂が流れ、車輪がレールを蹴る音だけが響き渡るようになります。
20081202_6.JPG
列車は浜松付近の普通列車の遅れに巻き込まれ20分以上遅れてしまいました。
豊橋、名古屋、岐阜と少しずつ人を拾って行き、東海道で一番ローカルな雰囲気の漂う関が原付近を通過。車窓を眺めると夜の暗い森の中を進み、時々人気の無いホームを通過する。寝台特急に乗って良かったと思う瞬間。
 

そして米原に乗務員交代の運転停車をすると関西へ。線路は深夜の為空きも出来、列車はほぼ最高速度を維持して駆け抜けます。そして乗車側最後の停車駅、定刻なら1:06大阪に停車、時刻表上の次の停車駅は5:21の広島となります。
ここまで来てもまだ全工程の半分も走っていません。道のりの長さを実感。
20081202_7.JPG(車庫に停まる関西の車両が見えると長い距離を実感)
大阪を出ると通過する駅の殆どは既に閉鎖、眠っている町の中を快走中。

そして2時頃外を眺めていると自分の乗車している下り1レ「はやぶさ」「富士」を牽く機関車が汽笛を鳴らし、対向列車が呼応するように汽笛をならしました。
その次の瞬間、上り2レ「はやぶさ」「富士」が駆け抜けて行きました。


同じ車両基地に所属する客車ではありながら深夜に毎日一瞬だけ出会いそれぞれ常に遠い場所にいるのがなんだか不思議です。
こんな光景ももうすぐ無くなるのですね。


列車は時刻表には載っていませんが姫路、岡山に運転停車します。姫路を出れば大きな町は途切れ再び田園地帯を走るようになります。本気の走り(?)で走り続けましたが岡山到着時22分遅れ、頑張れ。
岡山駅ではご丁寧に深夜の運転停車の列車の時刻まで電光表示されていました。

さて、いままでたまに、うとうと居眠りしながら乗っていましたが、少しまともに寝たいと思いますw
この記事も翌日分は次回です。

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